シルバーカトラリーの見分け方について

銀（銀合金）で作られているシルバーカトラリーと、銀以外の金属で作られていて表面を銀メッキで加工してあるカトラリーとでは、一目見ただけで銀か銀でないかを判断するのは至難の業です。

そのため、銀買取センターでは基本的に以下の方法で銀か銀でないかを判断しております。

1.刻印の有無を確認する（刻印が無い場合は銀製でないことがほとんど）

2.磁性の有無を確認する（バチン！と勢いよく付く場合はステンレス製）

3.分析装置にあてて組成を調べる（但し、メッキが厚い場合は正確な組成がわからないので注意）

4.やすりで削る（メッキの場合は下から別の色の金属が出てくる）

画像のカトラリーの場合、スプーンとフォークの先にマークのようなものが打たれているものの、はっきりと銀とわかる刻印が見当たらなかったので、試しに削ってみたところ、銀色の層の下から別の色の金属が出て来たため、銀製ではなく銀メッキ品だと判断することが出来ました。

銀製でないカトラリーの場合は、買取不可品として処分させて頂いておりますので、ご了承ください。