シルバーカトラリーの見分け方について

カトラリーの類は、銀以外の素材（洋白、真鍮、ステンレス等）によるものであっても、表面に銀メッキが掛けられているものが多く、本当に銀で作られているものとそうでないものを見た目だけで区別することは困難です。

そのため、カトラリーを買取させて頂く際には、まず必ず刻印の確認を致します。

カトラリーを裏返して見て、刻印が見当たらない場合は、ほぼ100%銀ではありません。

また、「NICKEL SILVER（洋白）」「SILVER F（銀張り）」「G SILVER（銀メッキ）」「E.P.N.S.（洋白銀メッキ）」「洋銀（洋白）」「STAINLESS STEEL（ステンレス）」のような表記がある場合も、銀以外の素材であることを示す刻印ですので、銀ではありません。

「純銀」「銀製」「SILVER」「SV」「925」「STERLING」のような刻印のものがシルバーカトラリーに該当します。

画像のフォークも、小さく「SILVER950」という刻印が打たれていたため、銀製であると判断致しました。

実際に分析装置にあててみて本当に銀製かの確認をしたうえで、買取させて頂きます。

まずは一度お客様ご自身の目で、刻印をご確認頂ければと思います。