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銀と塩素との化学反応によって生成したものを塩化銀と言います。天然に産出されたものは角銀鉱とも呼ばれます。透明ないしは半透明な見た目をしており、柔らかく水に溶けにくい性質です。
塩化銀は硝酸銀水溶液に塩酸を加えたときに白く沈殿して出てきます。
塩化銀は光によって還元反応が生じて黒変するため、フィルム写真の感光材料などに使用されてきました。
また、水質分析などにおいて発生する銀を含む廃液から塩化銀を抽出して有価物として再利用し、分けて処分するといった取り組みも進められています。
一方、銀と硫化ガス(硫黄ガス)との化学反応によって生成したものを硫化銀と言います。
銀を手入れせずに置いておくと表面に黒ずみが生じますが、この黒ずみの正体は「さび」ではなく、銀と空気中の硫化水素とが反応することによって生じた硫化銀です。
硫化銀は硝酸銀水溶液に硫化水素を加えたときに黒く沈殿して出てきます。硫化銀は陶器の彩色や、ガラスの染色などに使用されることもあります。
塩化銀は、水分を含んでいる場合が多く、これらは水分量によって全体重量に対する銀含有率が異なります。
例えば塩化銀の場合、かなり乾いた状態のものであっても、見た目より水分が含まれているため、およそ60%程度の銀含有率であることが多いのですが、水分に浸っているような状態のものは、銀含有率が20~40%程度の場合もあり、状態によってかなり幅があります。
このように、塩化銀については、正確な銀含有率を即座に判断することが難しいため、基本的にはお預かりして検収(溶解・精製・分析)後に買取させていただきます。その場合は3週間~4週間程度お時間をいただいております。回収条件につきましては塩化銀の状態・総重量などをお聞きしてからお伝えいたします。
銀買取センターでは、塩化銀のほかにも硝酸銀・硫化銀・硫酸銀のような精製分析が必要な銀スクラップの買取実績も多数ございます。塩化銀や硝酸銀・硫化銀・硫酸銀などの売却をお考えでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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